オーストラリアは、オーストラリア大陸とタスマニア島及び、その他の小さな島で構成され、6州と2連邦直轄地からなります。各州には独自の政府があり、首都はキャンベラです。
大陸の広さは日本の約21倍で、世界で6番目に広い国です。
人口は日本の約10分の1。約2000万人の人口を持ちますが、その大半は大陸東部の海岸部に集中しています。
季節は日本と正反対になります。
ちなみにオーストラリアはかつて、イギリスの流刑地でした。
今回は世界遺産でもある『ブルーマウンテンズ』を目指します 。
まずはお金を両替します
オーストラリアの紙幣はピンク、赤、青、黄と、とてもカラフルです。
実はこの紙幣は紙ではなくポリマー製(プラスチックの一種でビニールみたいの)なのです
透明な部分(透かしのようなもの)もあって向こう側が透けて見え、世界的にもかなり高度な技術で作られています。
でもすごさはこれだけではない
其の1 水に強い
海に入っても、ポケットに入れて洗濯機で回しちゃっても大丈夫。
色落ちもしないし、清潔だし、形状も記憶します。
其の2 紙幣が長持ち
製造コストはかかるが、耐用年数は植物性繊維紙の3~5倍といわれています。
手で破る事はできない丈夫なものです。(少し伸びるらしい。やっちゃいけませんよ
其の3 偽札をつくるのがほとんど不可能
ポリマー紙幣には3段階のセキュリティーが設けられております。
其の4 環境に優しい
従来の紙のお札だと木を伐採しなくてはならず森林破壊にも繋がりかねません
しかーし、これはビニールだから大丈夫。リサイクルも簡単にできます。
ちなみに硬貨の表面はエリザベス2世の肖像だけど、裏面はオーストラリア固有の 動物の絵です
『シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)』 はシドニー湾に突き出したシドニーのシンボルで、2007年に 世界遺産に登録されました。
このシドニーオペラハウスはオーストラリア・シドニーにある20世紀を代表する近代建築物であり、世界的に有名な歌劇場・コンサートホール・劇場で、当時無名だったデンマーク人建築家ヨーン・ウッツォン(Joern Utzon)がデザインがしました。
1959年に着工し、当初の予定より10年も延びた14年後の1973年にようやく完成!
ちなみにこのかたちは、「みかん」を剥いているときに思いついたそうです。
シドニー湾付近は海鳥が多いです。日本でいうハト?餌をねだってきます。
さてシドニーから『ブルーマウンテンズ』に向けて出発です
↑セントラル駅の売店 セントラル駅発の列車でカトゥーンバまで約2時間
カトゥーンバに行くのを急遽取りやめ、ルーラ(Leura)からまわることに!
そんな訳でルーラ駅にて下車。
ちなみに「ルーラ」の名前の由来は先住民族アボリジニの言葉で「溶岩」です。
紅葉がきれいです
ルーラは坂道が多いですヨ 霧が出てきました
『The Blue Mountains(ブルーマウンテンズ)』入り口
さて「ブッシュウォーキング」に出発です
自然がいっぱいなのですが、霧が深くてぜんぜん景色が見えません~
ついに『Echo Point(エコーポイント)』に到着~メチャ疲れました
ここエコーポイントはブルーマウンテンズで最も有名な見所の一つです。
エコーポイントからの眺め
2000年に世界遺産に登録された『Greater Blue Mountains Area(ブルーマウンテンズ地域)』は8つの国立公園から成り立っています。
標高1300m級の砂岩の峰々が連なる山岳地帯です。絶壁や渓谷、滝、沼地、湿原など点在し起伏に富んだ一帯には、全世界の13%に相当する90種類以上のユーカリの繁茂し「ユーカリの樹海」が広がり雄大な眺めです
「ブルーマウンテンズ」は、気温が上昇するとユーカリの葉からオイル成分が蒸発し、景観から反射する光の青のスペクトラムを相対的に良く通し、山全体が青く霞んで見えることからこの名がついたそうです。
『The Three Sisters(スリーシスターズ)』です。どんどん霧が晴れてきます。 すばらしい眺め
「スリーシスターズ」の3つの岩石には、先住民族アボリジニの伝説があります。
昔、美しい3姉妹と祈祷師である父親が幸せに暮らしていました。ある日、食料を得に山に向かったところ、洞窟の穴の中で眠っていた魔王を起こしてしまった。
父親は姉妹達を守るために、魔法の骨で3人に魔法をかけ岩の姿にして難を逃れました。父親も自分に魔法をかけ、鳥に変身して逃げました。ところがその途中で魔法の骨を落としてしまいました。そして父親は鳥の姿のまま、今でもその骨を捜し続け、3姉妹も岩のままの姿のまま…
疲れた体に鞭打ち、歩いてカトゥーンバに向かう。坂道きつい インフォメーション発見!今夜の宿を探します。
カリントン・ホテル(Carrington Hotel)1882年にオープンした由緒&伝統あるホテルです。
窓にはステンドグラスがはめ込まれているコロニアル調でエリザベス女王も宿泊したことがあるそうです。
値段は少し高め。
中はすごくきれいです。 なぜかドアノブの位置が異様に高いです!
晩御飯を買いにスーパーへ
出前一丁発見! 緑茶もありました。
お酒屋さん
ベッドのクッションがすごい!トランポリン ホテル代が高かったので晩御飯はカップラーメン
カトゥーンバ駅です。「カトゥーンバ」の名前の由来は先住民族アボリジニの言葉で「輝く滝」です。
列車が来ました。シドニーに帰ります~。