東西文明の十字路!魅惑の国トルコの旅

トルコはアジア大陸とユーラシア大陸にまたがる、東西文化の交錯する国。
日本との時差は-7時間
(サマータイム時は-6時間)。
国民の98%がイスラム教を信仰していますが、周辺のアラブ諸国に比べ、戒律もあまり厳しくなく、イスラムで禁止されている飲酒が許されていたり、1日5回の聖地への祈りを行わない人もいます。
(宗教の祭日や金曜日には禁酒するそうです)
でもブタ 豚肉は食べません。
言語はトルコ語exclamation ×2     簡単トルコ語講座   

今回はほとんどデジカメではなくカメラで撮ったのでろくな写真がありません。
すみません。

 

 

 
関西国際空港から飛行機で約13時間。イスタンブールへ
余談:トルコ航空で行くなら飛行機の中ではチェリージュースを頼みましょう。

  お金の桁が半端じゃないです。

私が旅行した当時は 100,000TL → 15円 でした。10,000,000TLでもやっと1,500円の時代!
2005年1月1日付けで(0(ゼロ)を6ヶも取って)新トルコリラへ移行されたので余ったお金は今や紙くずに~
ところが2009年1月からまたまた新しいトルコ・リラ(TL)紙幣と(補助通貨の)クルシュ硬貨が発行されるらしい。

-ブルーモスク(Sultanahmet Camii)-
 

  
6本のミナレットがそびえ立つ『スルタン・アフメット・モスク』
内部の壁が美しい青と白のイズニックタイルで飾られていることから別名『ブルーモスク』と呼ばれている。
 
 モスクの中ではスカーフで髪を隠しましょう!

-地下宮殿(Yerbatan Sarayl)-
 
4世紀に、コンスタンティヌ帝によって造られた地下貯水池。
ビザンティン帝国時代には数多くの地下貯水池が造られたが、その中で最大です。
141m×73mの空間に高さ8m、336本の大理石のコリント式支柱が並ぶ地下貯水池
(首が逆さになって柱の土台となっておりました)

-アヤソフィア(Ayasofya)-
チケット   

 
 修復工事してました

 
 2F                                     ↑ビザンチン芸術の最高傑作『ディーシス』

-トプカプ宮殿(Topkapl Sarayl)-
 チケット  
イスタンブールを征服したアフメット2世が1467年に建てた宮殿です

  
 宝物いっぱいでした                  世界で7番目に大きい86カラットスプーン職人のダイヤモンド

 

-ガラタ塔(Galata Kulesi)-
            
  1階の銀細工の店はお勧め(量り売りです)    ガラタ塔から見た金角湾と旧市街の夕暮れ

 
 
私がトルコを訪れたときはちょうどラマザン月でした。なので朝日が昇る前に朝御飯!真っ暗です。
『ラマザン(断食期間)』とは、1年に1度30日間行われるイスラム教の習慣です。
この期間は日中(日が昇ってから日が沈むまで)飲食をせず、共に空腹の苦しさを味わい、連帯感を
強めると同時に貧困者の立場を知り飲食物の大切さを再確認するというイスラム教徒の修行の一つ。

-カッパドキア(Cappadocia)-
 
カッパドキアです。不思議な形です。
 
『カイマクル地下都市』も探検しました。
地下8階、深さ約85mのかつて1万人以上が住んでいた地下都市。謎です。
通気孔や侵入者を防ぐための石の扉などあります。中は迷路。矢印の通り歩かないと本当に迷子にあせあせ(飛び散る汗)
←カイマクルを出たすぐ目の前のお土産屋さん
ここに居ついてるノラ猫はめちゃ人懐っこくてカワイイです。たまに地下探検についてきます。

-洞窟レストランでお食事-
  
 ↑アイラン。塩味ヨーグルトです。          ↑羊の胃袋スープ?うまいです

  
 ↑Flrln Sutlac(お米のプティング)         ↑ トルコチャイ。チャイグラスがキュートです。
メイン料理はあまりのおいしさに写真撮り忘れました。
今までいろんな国に行ったけどトルコ料理が一番おいしいかったです!
ちなみにトルコ料理は、レストランフランス料理、中華料理とともに「世界三大料理」のひとつに数えられています。

-ギョレメ渓谷-
 
11~12世紀ごろの洞窟教会。イスラム教徒から迫害を逃れるために造られた”キリスト教徒の谷”
     
 
 
お土産屋。なべ敷き?と石灰岩?で掘ったカッパドキアの置物。置物はモロそうなので買わなかった。

 
↑有名なトルコ石屋に行き、(右)トルコ石の入ったブレスレット(銀細工)を買いました。
私は本当にお金が無く、欲しかったけど「お金が無いから」と断りました。(店の女の子は日本語上手)
「いくらなら出すの?」と聞かれ、1/3の値段を言ったら、店の女の子がオーナーに交渉に行きました。するとその値段に激怒したオーナーがものすごい剣幕で店の奥から飛び出してきました。「私が作ったものを安い値段で欲しがるのはどこのどいつだ!」とトルコ語で怒鳴り散らしています。
すごく年配の長い髭を生やしたいかにもトルコ人って感じのいわゆる職人みたいな方でした。
交渉に行った女の子もあまりの剣幕に怖くて黙り込んでしまいました。
ついに店の女の子が「…この子です」と私を指しました。オーナは「この女の子が?」と驚いて私を上から下までじろじろ見て、しばらく黙って私を睨み付けてました。(すっごい怖かった)
するとオーナーは店の女の子を介して私に「このブレスレットは私が心を込めて、手作りで作ったものだ。そんな安い値段で売るわけにはいかない」といいました。
とても失礼な事を言ってしまったんだと私が「すみませんでした」というと、しばらく黙り込みまたにらみつけてきました。
私が黙っていると、「これはあなたの言い値で売れるような代物ではない。でもあなたがどうしてもこの石が欲しいと言うのなら+1ドルであなたに譲ろう」と言ってきました。(なぜたったの1ドル?)
「いいんですか?」というと「あなたが気に入ったからだ」と言って私に握手をして店の奥に去ってゆきました。
店の女の子が胸をなでおろして「良かったね~」って言って来ました。そして何が起こったのか全部訳してくれました。
本当良かった~。値段交渉が当たり前のトルコでも高級な店ではかなり失礼に当たるので気をつけましょう!(でも私は本当にお金が無かったのよ)
今ではこのブレスレットは宝物です。ありがとう。

 ← エーゲ海

-聖母マリアの家(Meryem Ana Evi)-
    
聖母マリアはこの石造りの小さな家で晩年を過ごしたそうです。
エフェス遺跡から山奥深く入ったところにひっそり建ってます
中には聖母マリア像が安置された祭壇などがありました。(中は撮影禁止
家の脇には泉があり、泉の水は、不治の病に冒された人、障害者をもった子供を救うなど、
数多くの奇跡を起こしているそうです。
現在では教会になっていて、キリスト教徒の巡礼地となっています。
聖ヨハネの福音書によると、イエスキリストが十字架に磔される時、一番若い弟子ヨハネに
母マリアを托したそうです。キリストの死後、マリアの晩年はずっと謎でした。
18世紀末に、ドイツ人修道女アンナ・カテリーナが天啓を受け、訪れたことのないエフェスの石造りのマリアの
家の様子を語りだしました。そして何人かの聖職者により家探しが始まり、エフェソスから9kmはなれた
オリーブの茂る丘に、カテリーナの語った通りの家を探し当てたのです。
発見時は壁の一部と基礎部分50cmだけしか残っていなかったので復元したそうです。
ちなみにその時、聖母マリアの時代はもっと屋根が低かったけど、聖人への敬意をこめて高く復元したそうです。
聖マリアはキリストの死に深く傷つき、悲しみを背負ったままさまよい、4年の後に、聖ヨハネとともに
オリーブの茂るパナヤカプルの丘にたどり着きました。
そして小さな小屋を建て、マリアはもっとも幸福な時を過ごし、天国に召されたそうです。
カテリーナによると聖母マリアは64歳で亡くなったそうです。

-エフェス遺跡(Efes)-
 

  
↑ハガキの写真です。                   ここはノラ猫やノラ犬がたくさんいます


 ホテルの朝。夜はハマム体験しました。

-ネクロポリス(Necropolis)-
 
ネクロポリス。直訳すると『死者の町』。千を越えるお墓が広がっている。
  
 ↑ ローマゲート。1世紀に造られた門。両端の塔は大理石でできています。
        

-パムッカレ(Galata Kulesi)-
地面から湧き出た石灰成分を含む摂氏35度の温泉水が100mの高さから山肌を流れ、壮大な石灰棚を作り上げています。
ここパムッカレの石灰棚と近くの台地の中腹に広がるヒエラポリスは1988年に世界遺産(複合遺産)に登録されました。
ちなみにパムッカレはトルコ語で『綿の城』を意味します 。

 
パムッカレ。冬なのであまり温泉が流れ出てなかったです。湧き出ているところもいくつかあってメチャ熱かった。足を付けて足湯気持ちよかったです。
写真はカメラで撮ったのでデジカメはこの2枚だけ。なんかすごく寂しく見える…↓普段はこんな感じです
 

 

 ← オリーブの木がいっぱいです。

 
 ↑ グランドバザール                  ↑エジプトバザール
グランドバザールは1461年に始まる市場で貴金属や革製品、陶芸品、絨毯、民芸品など5000店もの
専門店がひしめき合います。客引きがうるさいです。
エジプトバザールは主に香辛料や乾物などの食料品などを中心に80店ぐらいのお店が並んでいます。
裏手には問屋街があります。こちらの方が観光客用ではないので買い物しやすいかも。

-ボスポラス海峡クルージング
 

 ← ドネルケバフ
牛肉を薄くスライスした肉を重ね、回転させあぶりながら焼けたところから切り落とします。焼きたてのお肉をパンに挟んだドネルケバフサンド。メチャうまいです。100円もしなかった。ちなみにドネルとは回転するという意味。
あともう一つ名物なのがトルコアイス『ドンドルマ』です。日本でもすっかりおなじみの伸び~るアイスです。
これは材料に撮るこの山間部に自生するサーレップという植物の根を粉にしたものが入っていて、これが伸びる元です。
一番有名なお店MADO(マド)に行きました。何種類か味見させてもらえます。味はかなり濃い~です。水欲しかったぐらい。
(日本で売っている『トルコ風アイス』にはこのサ-レップは入っていません。あくまでトルコ風!)


  ~おみやげ~
  
 ナザールボンジュウ
魔よけのお守りです。いろんな形があります。
本来は子供用らしいです。子供がかわいすぎて悪魔がやきもちを焼いて意地悪しないように青い目が守ってくれるそうです。
でも大人も身に着けたりしてます。ちなみにシンプルなタイプのはただでもらいました。

私はトルコに来て、こんなに人に親切にしてもらって事は無い!というくらい親切&歓迎されました。
本当に親日家です。あちこちでプレゼントだと、ただでいろんなもの貰いました。
トルコは本当に素晴らしい国です。私は帰りたくなくて泣いてしまったほどです。

皆さんも日本にいる外国の方には親切にしましょう。

 

主な写真はカメラで撮ったのでもっと素敵なところをお見せしたかったのですが…デジカメ写真が少なくてすみません。
 

 

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